ぽっこりお腹が単に食べ過ぎた結果だったり悪い習慣が原因ではなく病気だとしたら、それは怖いことですし、早く解決しなければいけません。
今回は、男女別で起こりうるぽっこりお腹で起こる病気についてです。
男性のぽっこりお腹での病気
男性の場合は、女性と違いぽっこりお腹になる原因としては内臓脂肪が最大の原因であると言われていて、直接的な病気と可能性は低いです。
ただし、その状態が長く続いていくようならぽっこりお腹が原因で新たなる病気になってしまうリスクが非常に高くなりますよ。
ちなみに参考までにどんな病気や症状になってしまう可能性があるのかということを下記に示してみました。
脳卒中
心臓病
動脈硬化
心筋梗塞
脳梗塞
いかがでしょうか。こうして並べてみるとかなり恐ろしいものも含まれていますし生活習慣病ですよね。
特に脳卒中や心臓病などといったような脳や心臓に関わってくる病気だと生命の危機にもつながりかねないものですので、いかにぽっこりお腹を放置しておくことが危険であるか想像できると思います。
これらは、女性もなりうる可能性はありますので注意しなくてはいけませんね。
また、女性の悩みでもあります、便秘、腰痛、肩こり、肌荒れ、疲労、冷え性なども引き起こす可能性もあります。
女性特有のぽっこりお腹の病気
女性の場合は、男性とは全く違って直接的に病気の可能性があります。
食べ過ぎているうえに運動も不足していると自覚がある方はまだわかりますが、そういうわけでもなく下腹の辺りがぽっこり出てきたという場合は要注意です。
女性の場合はそもそも病気が原因でぽっこりお腹になってしまう可能性があるんです。
いくら食事を制限したり運動をしてもお腹がへこまないどころか、常に異常なほど張っているなどといった異変を感じるようなら病気の可能性が高くなります。
ぽっこりお腹の原因の1つに女性特有のものがあるんです。肥満でもなく便秘でもない場合。
急にお腹がぽっこりしてきて張っている・・・下記のような病気も疑ったほうがいいでしょう。
卵巣嚢腫・卵巣ガン
卵巣がんや卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)といった症状が原因であるという可能性もあります。こちらに関しては卵巣が若干腫れている程度だとこれといった症状には表れてこないので、自分自身でも全く気付いていない間に症状が進行してしまっているという可能性があります。
子宮筋腫
子宮筋腫については年齢層的には30~40歳代の女性が発症する可能性があります。
そもそも筋腫がどのあたりに出来てしまっているのかで症状も様々で変わりますが、主な特徴をあげてみました。
月経時の出血が多い
不正出血がある
生理痛が普段よりもひどい
出血が多く、貧血気味
めまい・動機・息切れがひどい
特に危険なのは筋腫のサイズが大きくなってしまうこと。
大きくなってしまったら他の臓器が圧迫されてて、尿が出づらくなったり、便秘や腰痛、腹部の膨満感などをやや感じてしまうところも多々出てくるでしょう。
大腸がん
こちらは大腸の粘膜に悪性腫瘍ができてしまうものです。はじめの段階ではとくにこれと言った症状が表れてこないという場合が大多数です。
ステージごとに症状が変わります。
進行1
血便、出血、下痢、便秘などといった症状が目に見えて表れるようになってきた場合が最初です。
進行2
進行1からさらに進行すると排便する際に、黒ずんでいる血液が便に混じったり、腹痛や腹部の膨満感などを感じるような場合が多くなります。
大腸がんになってしまう原因として考えられるのは、肉類や卵、乳製品、炭水化物などといったような一般的に太りやすいとされるものを多めにとっているということや、飲酒量の多さなども原因ではないかと言われています。
ぽっこりお腹病気のまとめ
ぽっこりお腹は上記のような病気の可能性もあります。
放っておくと非常に危険ですのですぐにお近くの内科などで検診を受けてみることをお勧めします。
今回は以上になります。
ぽっこりお腹から病気にならないようにするためにも、規則正しい生活や適度な運動と、食事のバランス管理などを正しく行っていくことが大切になってきますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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