スノーボードの最強オフトレを皆さんご存知ですか?
アメリカから世界に広まりつつある新スポーツTボード
Tボード
このTボードが日本に上陸したのは実は2004年なんです。一般的なスケートボードなどは認知度が高いですが、Tボードの認知度はかなり低いと思います。
なぜそんな昔の商品をわざわざ紹介するかというと・・・
スノーボードのオフシーズンのトレーニングに最適だからです。
実はスノーボード有名選手もこのTボードでオフトレを行っています。
セス・ウェスコット(Seth Wescott )という選手をご存知ですか?
彼はアメリカ合衆国ノースカロライナ州ダーラム出身のスノーボーダーです。
彼は8歳でスキーを始め、10歳でスノーボードを始めました。1989年にスノーボード1本に練習を専念しました。1997年(当時21歳)からスノーボードクロスを始め、2006年(当時30歳)のトリノオリンピック・2010年(当時34歳)のバンクーバーオリンピックにおいて2大会連続で金メダルを獲得しているスター選手です。
そんな金メダリストの彼も当時オフトレに行っていたのがTボードなんです。
なぜ彼はTボードをオフトレに行っていたのか、そこには決定的なメリットがいくつかあります。
今スノーボードのオフトレで悩んでいる方は必見です!!
オリンピック金メダリストも絶賛!Tボードでオフシーズントレーニングを行う最大の魅力は?
皆さんはオフシーズン中はどういったトレーニングを行っていますか?
体幹トレーニングでブレない軸を鍛えたり、走り込みで下半身強化・持久力アップを行うのもとてもいいことです。ですがスノーボードの感覚というのは普通のトレーニングでは再現が難しいとされています。そう言った点でTボードは優秀です。
Tボードの最大の魅力はスノーボードと同じ”カービング感覚”を味わえるところです。 もともとがスノーボードのオフトレ用として開発されているので、カービング時の足から腰にかけての筋肉使い方がスノーボードと全く同じなんです。もちろんバランスのとり方も一緒です。
皆さんが良く知っているスケートボードは4つタイヤが付いていますよね。例えるならスケートボードが4輪の自動車で、Tボードが2輪の自転車やバイクといった感じでしょうか。
もちろんタイヤが2つになることでよりカービングの小回りも利かせれますし、スノーボード独特の下半身の動きの足から腰にかけての筋肉の使い方、後ろのタイヤは固定されており前のタイヤは回転しますので、体重移動によってカービングする感覚を陸上で行えるのがTボードです。膝と足首の連動もスノーボードの感覚でしっかり行わないと曲がるのに苦労すると思います。
セス・ウェスコットもスノーボードオフシーズンはこのTボードを愛用していたそうです。この陸上で行えるのにスノーボードの動きができるのが決め手になったと思います。またカナダとアメリカのオリンピックナショナルチームや多くのスノーボードスクールでもTボードを採用しています。
1日に2時間も乗れば足首・足・腰のトレーニングにもなりますし常にスノーボードの感覚を忘れないようにもできますし、グラトリなんかのイメージトレーニングもできると思います。
スノーボードオフシーズンはこのTボードの陸上トレーニングに決まりですね!
またオフシーズン中にグラトリの技を磨く方も多いと思います。オーリーの完成度を上げたいだとか、より高く飛ばなければできないグラトリがある。でも体をうまく使えてないからできない。そんな方に是非Tボードと一緒にやって頂きたいトレーニングを2つご紹介します。
1、グラトリの精度をあげたい人の為のジャンプ力アップトレーニング。
2、自宅で効果的なスノーボードの体幹トレーニング。
こちらの2つをご紹介しようと思います。ジャンプ力アップトレーニングは体全体を使い特に下半身強化がメインになります。
体幹は筋肉の司令塔だと思ってください。どんなに腕・足を強化しても司令塔の体幹がたるんでいては良い連携が取れません。司令塔でもある体幹を鍛えて四肢の筋肉の動きをサポートさせましょう。
ジャンプ力をアップさせて下半身強化とグラトリのイメージを高める!
スノーボードのグランドトリックのほとんどがオーリーを基準にして行われています。ほぼすべてのグラトリの動作にジャンプするや板を浮かせるといったことを行うと思います。 その際に下半身がしっかり安定していること。上半身のブレが少ないことが重要になってきます。
今回紹介するのはジャンプトレーニングの目的は3つあります。
1、ジャンプ力のアップ
2、下半身強化
3、ジャンプの際、筋肉と体をどのように使っているかを理解する。
単純に下半身強化だけを目的とするのではなく、どのように体を使ってジャンプしているのか。ジャンプの際の筋肉と着地の際の筋肉はどこを使っているのかなどを意識しながら行うことでグラトリのイメージトレーニングにも繋がってきます。
ボックス・プラットホームジャンプ
こちらのジャンプトレーニングではジャンプする際の筋肉の使い方、連動のさせ方がわかります。またボックスにある程度高さがありますのでしっかり全身を連動させないとなかなか飛べないと思います。
1、まずジャンプ前の溜めですが腕を後ろに振り勢いをつけて、足のつま先・腓腹筋・大腿四頭筋・大殿筋・腹筋・背筋に力をためましょう。膝は90度は曲げ過ぎで筋肉を使わず反動でジャンプする形になるので注意しましょう。
2、ジャンプの際の筋肉の流れを意識しましょう。腰→大殿筋→大腿四頭筋・ハムストリングス→膝関節→腓腹筋→足の裏→つま先というように筋肉の連動させた動きを意識しながらジャンプしましょう。
3、次に空中で腹筋を意識して足を体に引き寄せていきましょう。背筋でバランスを取ります。
4、着地の際は2の筋肉を反対から連動させていきましょう。
5回3セットほど筋肉の動きを意識して行えば良いと思います。気を抜くとケガをしますので注意してください。
ボックス・プラットホームジャンプでジャンプの際の筋肉の連動のさせ方、着地の際にどこの筋肉に力を入れれば安定するのかなどを意識しながら行うと下半身強化とジャンプ力アップ・グラトリのイメージトレーニングにもなってきますので是非行ってみてください。
最後に体幹を鍛えるトレーニングをご紹介します。
ブレない体幹を作る上級者向けトレーニング!
皆さんご存知の体幹トレーニングと言えばプランクだと思います。サッカーの長友佑都選手も行っていることで体幹トレーニングの基本の形になってると思います。そんなプランクも1つアイテムを加えるだけで劇的に難易度が上がります。それがバランスボールです。
プランクの方法は皆さんご存知だと思います。プランク自体でも十分に腹筋・背筋などの体幹の強化が行えますがバランスボールに足を置くことでバランスを保つためにより腹筋・背筋に力が入りますし、腹斜筋にも負荷がかかってきます。
バランスボールプランク1分×4セットほどで腹筋がプルプルしてくると思いますよ。
さらに上質なトレーニングが行いたい方はワンレッグに挑戦しましょう。私も実際にワンレッグで挑戦しましたが、ヤバいです。バランスを保つのに腹筋のプルプルが終始止まりませんでした。やってみる価値はありますよ。
ワンレッグで行う場合30秒×3セットほどで十分だと思います。
以上がスノーボードオフトレのオススメとジャンプ力アップトレーニング、体幹トレーニングのご紹介でした。皆さんのオフトレを応援しています。ケガだけ無いよう気を付けましょう。
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