糖質は身体のエネルギー源として何よりも大切です。
ダイエットやトレーニングをして、プロテインやアミノ酸を摂取して身体を作っている方も多いと思います。
ただ、そのタンパク質が劣化させるものがあるというのです。
これを聞いた時には、ぞっとしました。
今回は、そのタンパク質を劣化させるものについて詳しく書いていきたいと思います。
トレーニングをしている人には絶対に知っていて欲しいですが、ダイエットがうまく行かないって思っている方にも是非。
タンパク質を劣化させるのは糖質。糖化とはメイラード反応が体内で起きること
コーヒーにミルク・砂糖を入れてカフェオレを作ると茶色い褐色のものがコップに付着するのを経験ありませんか?
実は、これは「メイラード反応」というのが原因だったみたいです。
メイラード反応とは、1912年にフランスのメイラードという科学者が糖とタンパク質を熱すると茶褐色の物質ができる現象を見つけたのがきっかけになり研究がどんどん進んできたそうです。
アミノ酸の種類と加熱の状況により風味や香りが良くなったりするのですが、逆に、劣化したり有害物が生じたりもするそうです。
それが、食べ物の話だけではなく同じような現象が身体の中で起きているんですって!!
それを、「糖化」と呼びます。
体内に取り込まれた糖と身体を作るタンパク質が体温でじっくりと加熱(体温で温められた状態)された結果、糖化が起こっていたんだそうです。
これは、1968年に糖尿病疾患者の血液を調べてみてヘモグロビンに糖化されたものが混じっていることが判明して、体内でもメイラード反応が起こることがわかり医学や生化学でも一躍脚光を浴びたんですよね。
糖化がずっと続くとどうなるの?
血中に糖が多い状態が続くと糖化が進みます。
その糖化が最終的に、行きつく地点というのは、身体を作っているタンパク質でさえ機能不全にさせるものになるそうです。
ゆで卵が生卵にならないように、糖化が進んでしまうと元に戻ることができない物質を溜め込んでいくことになり、それが、動脈硬化やガン、認知症に関わるそうです。
本当にこわいものなんですね。
だから、私が知っているドクターは糖質制限を始めてたんですね。言われていたんんですが全然ピンと来てなかった。
これに関しては、また別な記事に書きたいと思います。
今回は以上になります。質問がありましたら、コメント欄にお願いします。
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