体幹トレーニングの基礎編では、
体幹を固定する感覚をトレーニングしていきますが、
体幹トレーニングをすると、ケガをしにくい身体になったり、
腰を痛めにくくなるとも言われています。
体の体幹を固定する感覚がスポーツや日常生活のパフォーマンスアップ、
そして、ケガの予防のために非常に重要と言われているのです。
本当にケガや腰痛に効くのか?
それは、なぜなのでしょうか?
解説していきたいと思います。
腰痛を引き起こす原因と体幹トレーニングの関係性
人の体には関節があります。
その関節は、動く範囲が決まっているのです。
関節が、動けない範囲に動いてしまうことでケガにつながります。
また、その関節を動けない範囲にいかないように
守っているのが筋肉・固定する感覚ということです。
そして、体幹トレーニングは、この関節が動かない範囲に
行かないように、もしくは、動く範囲の
最大限度で固定させる感覚を養うトレーニングでもあるのです。
なので、これ以上関節がいきませんよというところで、
体幹を固定する感覚を養うトレーニングをしていると
筋肉がブレーキになってくれるんですね。
しかも、意識的にされるのではなく無意識に行われる
自動ブレーキがあなたの体に宿ります。
なので、ケガがしにくい体になっていきます。
固定する感覚を養成するトレーニングとは?
固定する感覚を養成するトレーニングは、
体幹トレーニングの基礎編になります。
体幹トレーニングで固定している場所は筋肉です。
今回は、特に腰を逆に傷めてしまう悪い例を説明したいと思います。
正しい形はこちらではまっすぐ。線を見るとわかると思います。
間違っているNGな形はこちらになります。
このフロントブリッチのように腰の部分が
極端に落ちてしまっていると痛めてしまうのです。
このようにならないようにするためには、
腹横筋(腹筋)にしっかり力をいれましょう。
また、立った時も一緒で正しい姿勢を保つときには、
腹横筋・腹筋に力を入れることでに正しく保っている
ことができるのでこのトレーニングが必要なんですね。
体幹部の腰椎の役割
腰の部分の中にある背骨には腰椎と言われる部分があります。
この部分は上半身を骨盤の上に支える役割りと、
胴体全体のさまざまな運動や姿勢を形作る役割りをしています。
が、上の画像の状態を続けて曲がる範囲の限度を過ぎて
酷くしてしまうのがよくスポーツ選手なんかでも
多いヘルニアと呼ばれるケガです。
今回は、ヘルニアについては詳しく書きませんが、
トレーニングと、ケガは、紙一重になることもありますので
このような点は必ず注意しましょう。
上の画像のように正しい位置にするためには、
腹筋がしっかりしまっていれば落ちないようになりますので、
ドローインをしてお腹を締めてからというポイントを
しっかり守れるようにトレーニングしていただきたいと思います。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
コメント