リオオリンピックでのレスリング日本代表の活躍はすごかったですよね。
2016年9月25日のTBS系「林先生が驚く初耳学」は2時間スペシャルが放送され、リオ五輪女子レスリングフリースタイル48キロ級金メダリスト登坂絵莉選手からの出題が「女子レスリングは、器具に頼らずにメダルラッシュ」という内容で女子レスリング日本代表の体幹トレーニングの仕方が紹介されました。
登坂選手がお笑い芸人の澤部さんやロンブーの淳さんを軽くひっ借り換えしているシーンは笑えましたね。
多分自分も軽くひっくり返ってしまうんじゃないかなって思いました笑
さて、その方法について紹介していきます。
女子レスリング最新の体幹トレーニングは器具を使わない
アスリートが体を鍛えるのに基本的にウエイトトレーニングなどで器具を使うのが一般的なんですが、女子レスリング日本代表は、基本的には使わないそうです。
基本的な筋力だったりついている前提などはありますが。
どうやって行うかというと、人を背負ったり、お姫様だっこなどをして人の重さを利用して負荷をかけて坂道ダッシュをなどをおこなうのです。
体幹を鍛えるのになぜ器具ではなく人の重さを利用するのか?
あとで紹介しますが、番組の映像では、後ろ手で他の人の片足を持って走ったりして、このときは後ろの人はケンケンでついていくことになるので、後ろの人もバランスの練習にもなります。
これらの運動によって体幹が鍛えられるのです。
霊長類最強と言われる吉田沙保里選手は、2人を背負ってダッシュを繰り返しているそうです。
実際の動きの中で開発された筋力や運動能力は、確実にパフォーマンスアップになります。
体幹トレーニングは長友さんが行っていたプランクやサイドブリッジなどが有名で止まっている状態が一般的なやり方って思われていますがじつはソレだけではないんです。
実際の競技の中では、その止まって行うトレーニングだけでなく、負荷がかかりながら体幹を動かしたり、不安定なところで動作をしなくてはいけなかったりします。
バーベルやダンベルは同じ重さなので、持ちやすくバランスもとりやすいんですよね。
ある筋肉を部分的に鍛えたりするのであればいいのですが。
人を担ぐ理由は人間は動くので重心も変わり、そして、急に予想外の動きもするので、その都度バランスを取るためにしっかり体幹が鍛えられるんですね。
人を担ぐ体幹トレーニングをするとレスリングで必要な握力も鍛えられる
人を担いだりすることでもう一つ、レスリングの競技の中で重要な要素が含まれていました
もその理由は、握力を鍛えるため。
バーベル・ダンベルなどの器具よりも、人間はつかみづらいので、自然とつかむ力・握力が鍛えられるそうです。
次のページに番組で紹介されていた体幹トレーニングの方法をまとめてみました。
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