スプリント動作(走る動作)や投げる動作などを
解析してみると、足が着地してから離れるまでに
人間の体の後ろ側を使っているんです。
特に、太ももの後ろとお尻の筋肉!!
太ももの筋肉は「ハムストリング」といって、
別名「ランニング筋」とも言われていて、
走るときに非常に大切な役割をするんです。
今回はその「ハムストリング」とお尻の筋肉を鍛えながら
なおかつ体の動きを向上させる体幹トレーニングで
トレーニング初心者の方や小学校低学年でもできる
おすすめのものを紹介します。
走る動作や投げる動作を向上させる体幹トレーニングヒップリフトの効果
この「ヒップリフト」は下半身の中でも
後ろ側の筋肉と体幹部の連結動作を高める動作になっていて、
お尻と脚を同時に鍛えることとスプリント動作や
ランニング動作に近く、パフォーマンス向上に期待ができます。
このトレーニングを行うことによって、
走るための正しい筋肉の使い方を覚えることが
できるために走る前のウォーミングアップメニューとして
組み込んでみてもいいかもしれませんね。
またこの動作はジャンプをするときに使う
体の使い方、筋肉の力の入れ方にも似ているので
ジャンプ力向上にもつながる可能性を持っています!!
では、ヒップリフトの方法について説明していきます。
体幹トレーニングのヒップリフトの方法
1 スタートは仰向けになり、膝は曲げます。足の幅は肩幅ぐらいで、かかとで立ちます。しっかり、息を吐いて腹横筋を意識してドローインをしましょう。
2 次に、肩、腰、膝が1直線になるようにお尻を持ち上げます。
3 3秒あげたらまたスタート位置に戻り、3秒間隔でお尻の上げ下げを行います。
1セット10回繰り返します。
セット数は2セットから3セットが目安です。
また、インターバル(休憩)は30秒ぐらいが目安です。
※注意点※
・お尻を持ち上げた際に、骨盤が左右に回らない様に注意しましょう。
・背中をそりすぎないようにしましょう
・目線を前にキープする(キョロキョロしない)
体幹トレーニングのヒップリフト鍛えることができる筋肉
ヒップリフトで鍛えることができる筋肉は下記の通りになります。
お尻(中臀筋・大臀筋)、太ももの後ろ(ハムストリング)
体幹部
また、
ハムストリング・臀筋・体幹部の動作の連結
などもトレーニングできます。
簡単にできるからといって適当にやってしまえば、
トレーニングをしていないことと同じになってしまうので、
動かしている筋肉や使っている筋肉をを必ず意識してください。
また、足だけに力をいれて行うだけではなくしっかり、
お腹に力を入れた状態で足に力を入れるということを
忘れずに行っていけば必ず効果がでてきますので忘れずに。
このトレーニングが簡単になってしまったり、
レベルを上げたい場合はワンレッグヒップリフト
というのがありますが、これは別な記事で紹介しますね。
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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