今回はテニスのストロークの動作を良くする
体幹トレーニングを紹介したいと思います。
多くのプレイヤーが日々のトレーニングで
シットアップやクランチを行うように教育されていたりします。
が、シットアップやクランチは、基礎的な筋力トレーニングとしては
悪くないが、それだけではバランスや使える筋肉また、
ショットを動かす筋肉を強化するというトレーニングとはいえません。
また、実際のプレーのパフォーマンスにショットの
精度・正確性・パワーなどをつけたければやはり、
ショットの動作に近い状態でのトレー二ングが絶対的に必要になります。
ストロークの前後の筋群だけでなく、
回旋動作に関わる筋群も強化しなければなりません。
そして、良い動作(いいフォーム)を作るためにも、
是非今回の体幹トレーニングを取り入れていただきたいと思います。
ストロークの回旋動作改善・強化をするときに体幹トレーニングをする目的は?
この体幹トレーニングの目的は
・軸足や頭がぶれない回旋動作の正しい動き作り
・回旋動作に関わる筋群の強化
になります。
テニス ストロークの回旋動作改善・強化をする体幹トレーニングメニュー
下に動画を載せてみましたので是非ご覧ください。
1、メディシンボール(1kg)を持ち片足立ち(左)になります。
2、左足の股関節・膝を曲げながら身体を左に回旋していき
しっかりメディシンボールを後ろに持っていきます。
その時に、腰ぐらいの高さにメディシンボールがあるといいです。
※頭がぶれないようにしっかりとバランスをとり耐えられるようにしましょう。
3、後ろまで持って行ったら今度は、
右に回旋していきながら股関節・膝を伸ばしていき、
メディシンボールは肩の方に持っていく動作をします。
4、上記の2と3を10回繰り返します。
インターバルは30秒から1分を目安にとって2〜3セット行いましょう。
今回は、メディシンボールを使用してのトレーニングになります。
もしない場合はペットボトルやダンベル系で代用してもOKです。
このエクササイズを行う際には、安定性とバランスを
重視するため、スピードは必要ないです。
適切な姿勢で、体幹の前後左右すべてを強化していきます。
テニスのレベルアップに体幹トレーニングがなぜ必要か?
ここからは、説明が専門的になるかと思いますが
是非知っておいてほしいことです。
現代のテニスプレイヤーは、グランドストロークにおいて、
特に回旋を必要とするオープンスタンスでショットする事が多いんですよね。
バックスイング(テークバック)に体幹は伸張されことで
エネルギーを蓄え、フォワードスイング(スイング)に
そのエネルギーを運動連鎖へと放出されていきます。
このときに体幹は、力が下半身から上肢(腕やラケット)へ
伝わるような部位であり、重要な役割を持っているんです。
この体幹の使い方が悪くて肩や膝を痛める原因になることもあります!!
そのために、体幹トレーニングをでその強化をすること
によってけがを予防できるだけでなく、
パフォーマンスの向上にも役立つので是非
他の体幹トレーニングも合わせて行っていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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