スポーツやトレーニングの経験があるなら、ストレッチをしたことがあると思います。
運動前やトレーニング前におこなうのはなんですか?と質問すると大半がストレッチと回答するでしょう。ご飯を食べた後の歯磨きの習慣のように行っていますね。
ただ、このストレッチも体が温まった状態で行わなければ意味がありません。冷えたゴムより温まったゴムの方が伸びやすいです。
今回は、体幹トレーニングの前に行うストレッチの前にする効果的なエクササイズ、「ムーブメント・プレパレーション」を紹介します。
『ムーブメント・プレパレーション』は、この言葉が意味するように、身体に動くための準備をさせるために行います。特にこのエクササイズは運動前のウォーミングアップに取り入れることで効果を発揮します。
ムーブメント・プレパレーションとは短時間で動く身体を作るエクササイズ
今回紹介するのは「ムーブメントプレパレーション」というエクササイズです。
これをおこなうことによって、体の動きの土台となります体幹部の体温を上昇させて、筋肉の活動を活性化し、柔軟性を長時間にわたって高めることができるんです。
さらに、バランス能力と固有感覚などを高めます。
固有感覚とは、筋力の伸ばしたり縮めたり、関節などの曲げたり伸ばしたりの動きと関係があるので、腹筋,背筋の運動または、自分の体や手足をどのようにうまく動かしていくのかにも関係してくる感覚です。
そのほかにも、可動域、柔軟性、安定性、筋力を向上させるためにも役に立ちます。
このエクササイズを行っていくにあたって、最初はこれ自体がトレーニングだと感じるかもしれませんが、体幹トレーニングに対応できるコンディションになり、このワークアウトを終える時には、疲れではなく、しっかりと身体が温まったと感じると思います。
また、これをお勧めする理由は、ウォーミングアップの目的をこれで達成できるからです。心拍数を上げて、筋肉への血流を増やし、体幹部分の部分の体温を上げることができます。
また、神経系の機能も目覚めさせてくれるので短時間にこれほど効果をもたらしてくれることはないんではないかというぐらいの方法になります。
次のページから、 ムーブメント・プレパレーションの方法になります。
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