チームで体幹トレーニングをおこなっているのだけど、なんか効果が上がらないという選手達もいて悩んでいる方もいらっしゃると思います。
そんな悩みを抱えている方は、最後まで目を通していただきたいです。
大学の体育会や高校の部活などに取り入れおり、しっかり結果を残しているところもあります。
例えば、記憶に新しい箱根駅伝2015年に総合優勝しました、青山学院大学、そして、2013年に総合優勝しました日本体育大学も、体幹トレーニングをおこなってパフォーマンスを上げていったといいます。
今回は、体幹トレーニングの効果アップの方法について紹介していきたいと思います。
体幹トレーニングの効果を上げる方法1 自分を知る
日本体育大学大学の担当のトレーナーさんがお話ししていましたが、毎日走っている選手でさえも体幹トレーニングをおこなっていく中でも最初は、正しい姿勢で行える選手はそうそういないそうです。
なぜかというと、理由は「それぞれが持っている筋肉のくせがあるから。」とのこと。
長年に染み付いてきた姿勢だったり、走っていた「くせ」からそういうものが出てきています。
最初は体幹トレーニングをおこないしっかりと姿勢がキープができるのですが、疲れてきたり、時間が経つと人の「くせ」がでてくるんですね。
まずは、自分がどういった「くせ」があるかを知ることからスタートしましょう。
例えば基本の、フロントブリッジをおこなってみましょう。
まっすぐできていますか?
是非、誰かに見てもらいましょう。自分でできていると絶対に思わないでください。
時間が経つにつれて疲れてくると下の画像のように落ちていませんか?
身体が曲がってませんか?
これが「くせ」です。
このような、状態になる選手が、長時間走ったとしましょう。
疲れてくれば、疲れてくるほど自分の力が入りやすい方で身体を支えはじめます。それをすることで、体が曲がるということになりますよね。
軸が曲がれば、どれだけパワーロスになるか?また、身体の負担がどこかにかかってくるか?など、スポーツ経験者や指導者の方であれば考えればわかるかと思います。
これが出てこないように体幹トレーニングをする時には絶対的に注意をしなくてはいけませんが、その前、段階の自分を知るということです。
体幹トレーニングの効果を上げる方法2 正確な動作を行うこと。
さて、自分を「くせ」を知ることが、第一にすることとしてあげましたが、
第二は、細かく丁寧に正確な動作を行うことです。
疲れがでてきた時に「くせ」がでてくるということを、今度は意識して「くせ」を正しい動作・状態にするように身体を作り出さなければいけません。
体幹トレーニングだけではないのですが「正しく行わなければトレーニングの意味がない」としっかり、理解し実行しなければいけません。
私自身、テニス指導を行うことが多々ありますが、トレーニングの部分では、ここ重要視して、一番時間をかけています。
体幹トレーニングの効果を上げる方法3 地道に続ける
「継続は力なり」という言葉がありますよね。もうまさしくこれになります。
イメージは、皮膚の皮やたこみたいに「くせ」を正しい「くせ」に上積みしていくということになりますが、人の習慣である身体の「くせ」を変えていくというのは約3ヶ月かかるとも言われています。
ただ、このステップをしっかりと踏んでいけば必ずいい結果に結びつきます。
私は、これが欠けていたら絶対にパフォーマンス向上はないと思っていますし、それがないと、どんないいトレーニング方法があったとしても大きく成長できないとも思っています。
また、継続していくことで、自分で身体の状態を感じ取れるようになりますし、そうすれば、何がいけないのかなど考える力を養うことにもつながります。
次のページでは、体幹トレーニングの効果を上げる方法4についてです。
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