スポーツにおけるパフォーマンス向上の仕方
体幹トレーニングで体幹を安定(スタビリティ)させればパフォーマンスがあがるとおもっている方が多いかもしれません。
確かに、それだけでパフォーマンスが上がることは上がるのですが、それ以上にパフォーマンスを上げる方法があります。
体幹の機能は、スタビリティ《安定性》だけではなく、モビリティ《可動性》とフレキシビリティ《柔軟性》があることで動きの質を高め、特に体幹のパフォーマンスを上げていく方法です。
例えば、足を蹴り上げる動作を考えてみてください。
まず、足を蹴り上げる動作では、まずバランスをを安定させる軸のスタビリティ《安定性》が必要です。
軸足がぐらついていたら、足を蹴り上げる動作が大きくなればなるほど不安定になりますよね。
また、大きなモビリティ《可動域》=ここでは蹴り上げる大きさ
を出すためには、股関節周りや大臀筋、ハムストリングといった筋肉のフレキシビリティ《柔軟性》が必要になりますよね。
フレキシビリティ《柔軟性》が不足しているのに大きなモビリティ《可動域》で蹴り上げようとするとケガにつながるリスクが高くなります。
このように、体幹に求められる機能は、固めるだけのスタビリティ《安定性》だけではないんです。
3つの体幹を鍛える方法
上記の項で説明したものを下記にまとめてみました。
スタビリティ《安定性》
安定させるトレーニングのことです。安定であって、固定ではないので注意しましょう。
例 フロントブリッジ、サイドブリッジ
モビリティ《可動性》
可動性のこと。ダイナミックに筋肉をコントロールする能力を指します。スタビリティ《安定性》とフレキシビリティ《柔軟性》が高まった上で筋力が備わってくると引き出される能力でもあります。
フレキシビリティ《柔軟性》
柔軟性のこと。可動域ともいいます。モビリティ《可動性》の質を上げられるかは、筋肉の力に加えて筋肉の柔軟性がベースとしてなくてはいけません。
スタビリティ、モビリティ、フレキシビリティの3つの要素で成り立っていて、これら3つの機能をトレーニングすることでパフォーマンスを向上させるスポーツに効く体幹トレーニングになっていきます。
バランスよく3要素を求め体幹トレーニングを行っていきましょう。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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